プログラミングスクール

SUNABACO KOZA評判!29歳男が実際に受講した生の感想

29歳の男性理学療法士がプログラミングを学ぶため、SUNABACO KOZAプログラミングスクールを受講した体験談をお伝えします。ネット上に口コミが少ないので、プログラミングの勉強を始めたいと考えている方は、ぜひ参考にして頂けたらと思います。

パソコン1台で稼げるようになる!を目標に1人の理学療法士の挑戦

SUNABACO KOZAに行くべきかどうか?ずばり結論を知りたい方は、記事下のまとめをご覧下さい。良い点と悪い点をしっかりまとめています。

まずは、僕がこのスクールで体験したことを全て順を追って説明していきますね。

僕は今、理学療法士として医療業界のリハビリの分野で働いている29歳の男性です。

ここ数年、フリーランスやノマドワーカーのように自由なライフスタイルがトレンドになっています。
僕もYoutube で何気なくピックアップされた動画を見てパソコン1台で稼ぐ職業があることを知り「こんな働き方や生活も今はできる環境になってるんだな〜」と心躍るようにそのライフスタイルに憧れを持っている1人です。

「パソコン1台で稼ぐことのできる確かなスキルを身に付けたい!」「将来、自由な場所と時間が選択できる独立した生活がしたい!」と考える方の力になればと思い、今回は僕が実際に通った沖縄県のSUNABACO KOZA プログラミングスクールの体験談をお話します。

僕は理学療法士になって8年、定期的に本を読んでは同じ理学療法士の友達と勉強会を開いて医療技術のスキルアップのため勉強を行う生活をしていました。

なぜ、勉強をしていたのかというと将来は独立してリハビリの仕事で身に付けたスキルを生かして生活したいと考えいたからです。

そんな僕がなぜ、医療分野とは別の業種であるIT分野でプログラミングスクールを受講することになったのか?

きっかけは職場でリハビリ主任に就任したことで管理業務でパソコンを使う機会が増えたことに加え、リハビリ予約のシステムを独学と自作で作る経験をしたからです。

当時はリハビリの予約を手書きのノートで行ない、アナログの形で業務を行なっていました。

手書きでの予約は、字が読みにくいことやノートに記入するために職員が集まり混雑する問題など、アナログでリハビリ予約を管理する効率の悪さは、いつしか職員の日常的なグチの1つになっていました。

そこで主任になった僕は、「働く職員が働きやすい環境を作ることができるのは管理職の役割かもしれないな」と考え、パソコンを使って予約できる環境を作るために行動を起こし、 File maker というプログラミングが分からなくてもアプリが作れるソフトと出会いました。

そして、理学療法士をする傍らプライベートの時間を利用して、予約システムを作る生活を始めました。

最初は Excel のような表形式のただ名前を入力するだけのシステムを作りました。
そこから職員の反応や要望を聞く中で「タイピングと手書きは、効率にあまり差がないね」と言われ、当初の僕はせっかく苦労して作った物をたった一言で「意味ないね」と言われたように感じ、腹がたち悔しい気持ちでいっぱいになりました。

そこから僕は「患者のID番号と名前を連携して入力できないかな」とアイデアを浮かべ、独学で学ぶ中リレーションという機能 を利用して、ID番号を入力すると名前が連動して入力される機能を作ることに成功し予約入力を簡略することができました。

また、システムを共有化すればiPadを利用して、予約システムへのアクセスを複数箇所から行えることを学び、導入することで予約時の混雑を解消することにも成功したのです。

そのおかげでデジタルな予約方法で円滑な作業ができるようになり、職員からも「便利になった」と嬉しい言葉を貰えるようになり「頑張ってよかったと」と嬉しさを感じました。

これまでネットサーフィンやPowerPointで資料作るぐらいにしかパソコンを使ったことのなかった僕にとって、パソコン1つで人の役に立つものを作ることができた経験は「独学じゃなくて、ちゃんとしたスキルを身につけたいな。」と考えさせるきっかけになりました。

そのきっかけを境にリハビリのスキルを生かして独立する目標を見直し、ネット環境とパソコン1台のより少ないコストで独立する方法の可能性を考え直しました。

そして、理学療法士のスキルとITのスキルを掛け合わせた独立方法の目標に新たに掲げて、IT業界の可能性にさらに興味を持つようになりました。

こうして僕にとってパソコン1台で稼げるようになるライフスタイルは目標の1つに変化し、理学療法士の独立や転職、副業の1つの道として、本格的にプログラミングを学ぶ方法を探し始めました。

ホームページを作れるようになりたい!SUNABACOスクールとの出会い

僕がパソコンでできる仕事を調べる中で「良いかもしれない」と感じたのはWeb制作の仕事でした。いわゆるホームページを作る仕事です。

当初はプログラミングについて明確な理解もしていなかったため、何を勉強したら良いのだろうと思い書店に向かいました。

そこでホームページ制作に関する本を手にとって見てみると、印象は「英語がいっぱい!結構難しそうだな。」と取っつきにくいものでした。

「独学ではちょっと無理かもしれないな」と思い、僕は次に沖縄県でプログラミングを勉強できるスクールがないかインターネットで探しました。

すると3件見つけることができ、その中にあったスクールがSUNABACOのプログラミングスクールです。

⇒SUNABACO公式ページ

スクールを選んだ決め手は、ズバリ!費用の安さと職場から近く仕事が終わってから通うことのできる距離にあったことが一番の理由でした。

スクールの費用は当時は4万円、その他の沖縄県のスクールは10万円。
それに加えSUNABACOのスクール以外は、生活圏から約1時間離れた場所にあったので、「仕事終わってからではスクールの時間に間に合わないな」と費用と通学の手間でその他のスクールは断念しました。

また、Youtube の広告で知っていたテックアカデミーなどのオンラインスクール も検討しましたが、ネットで10万以上もする高額な勉強などは抵抗があったので断念しました。

スクールの費用と通学までの距離や時間を現実的に考えるとSUNABACOのプログラミングスクール1択だったのですが、SUNABACOのプログラミングスクールには気になる教育方針がありました。それが「質問に答えない指導」です。

これからプログラミングを学ぼうとする僕には「分からない時に教えてくれないの?それってスクールって言わなくない?」とすごく抵抗感のある言葉でした。

そんな疑問を持ちながらも悩み抜いた上で僕は「分からなくてスクールについて行けなくても、行ってみればとりあえず目標に前進できるだろう」と考え、不安と恐怖でいっぱいな気持ちの中、目をつぶりながらスクールの申し込みボタンを押しました。

質問に答えない指導?自分で解決する能力を身につける2ヶ月とは

申し込みの数日後、メールでスクール受講の合否を決めるために必要な面接案内の通知を受けたあと、準備するものに「パソコンを持参」とあったため 僕はMacBook を持参してSUNABACO KOZA へ向かいました。
SUNABACO KOZAの教室は沖縄市の商店街の一角にあり、施設の中はパソコンや電子機器の機材が多く、パソコン専門店の工房のような印象を受けました。

Youtubeなどの広告で見たテックアカデミーなどの綺麗な施設で勉強するイメージとは違いましたが、僕自身は環境より面接で「何を聞かれるんだろう?」とものすごく緊張して面接の順番を待っていました。

面接ではSUNABACOで働くエンジニアのスタッフ 2名と僕の 3人で施設内のデスクを使って、対面式のラフな形で話しをしました。
エンジニアの方は2名とも20代の男性で僕よりも年下の方でした。
「なぜ、スクールを受けようと思ったんですか?」などいくつかの質問を受けた際に、僕が「医療の業界にはパソコンに興味のない人や疎い方は多いと思って、使い方を知ればもっと楽に仕事をできる環境を自分で作れる可能性もあることを広げて行きたい」と話すと、「医療業界に風穴を開けたいということですね」と冗談交えたコミュニケーションで返答してくれたので、とても気さくな印象と親しみやすさを感じました。

その後に、予約システムの自作をきっかけにプログラミングを学ぼうと思った話や面接スタッフより教育方針について「予習や復習はしっかりとできますか?」「プログラミングを使ってどんなことをしたいですか?」などの質問に答えた後、最後にスタッフに課題を渡されました。

「分からないことは全て自分で調べて行って下さい」と説明を受け、僕は自分のパソコンで課題に取り組みました。
課題の内容については、

課題の内容
  1. タイピングテストのサイトを検索しテストを行う。
  2. 結果をスクリーンショットで画像にして保存する。
  3. 画像データをUSBの特定のフォルダに保存する

の3つであり、合格を受けるとオリエンテーションに参加できる流れになっていました。

僕は、スクリーンショットのやり方が分からずに苦戦し、おまけにタイピングの点数も悪かったので、当時は「落ちたかなー」と少し落ち込んで帰りました。

数週間後にメールで合格の通知を受けた時は予想外で「今年に勉強を始められてよかった」とワクワクした気持ちでスクールが始まるのを期待しました。

合格通知後のオリエンテーションではSUNABACOの代表の運営責任者が登壇し、約12名の受講者全員に対して、「質問に答えない指導」の本質について説明を受けました。
SUNABACOの責任者は沖縄県の大学でも外部講師をされていたり、投資家としての一面やイベントの企画や主催まで様々な活動を行なっている40代の男性の方でした。
特に「教育」について大人から子供まで、幅広い世代に今後の到来する社会や現代の社会で必要な教育を伝えているような印象がありました。

SUNABACOでは「人生を変える2ヶ月」をテーマとして「1人でWebページを作れるようになる」ことを目的に勉強を行なっていくことをコンセプトにしていました。

そこで求められる能力は「問題を自分の力で解決する力」。
つまりは問題解決能力を養うトレーニングを2ヶ月間、Webページを作る過程を通して、身につけることをSUNABACOのプログラミングスクールでは行うということでした。

そのための指導方法が「質問に答えない」なのです。

スクールで困った場合はどうやって解決するか?普通であればその場にいる専門の先生に直接聞くことで解決できます。
しかしそれをあえて教えないことは問題を自分で解決しないといけない状況に置かれることになります。
そこで自分で分からないことを何が分からないのか具体的に考えたり、何をすれば答えに近づくことができるのか、考えながら行動することで問題解決能力を成長させることが可能になる理論でした。

その話を聞いて僕自身は、理学療法士の学生時代の指導方法とすごく似ているなと感じました。
僕が理学療法士の学生時代は実習で理学療法士の先生によっては、分からないことを質問すると、「何してると思う?」と逆に聞き返されて、答えきれない場合は「自分で調べてきてね」と答えを自分で見つけ出す教育を受けたことがあったからです。

その時に僕は「これは精神的にキツイかもしれない」と身が引き締まる感覚を味わいました。

オリエンテーションを終えてから、僕は「質問に答えない指導方法も裏を返せば、自分を鍛え上げることに繋がるし、それでプログラミングができるようになるなら頑張ってみよう。」とプログラミング学習で必要なことと納得して自宅へ帰りました。

緊張とワクワクを感じたスクール初日の自己紹介

SUNABACOのプログラミングスクールの初日は自己紹介から始まりました。
アパートの1DKぐらいの広さの教室で約12名のスクール生が集まりそこで初めて自己紹介も兼ねながら、他の受講生とも顔合わせをしました。

僕は自己紹介ではプログラミングに興味を持ったきっかけや現職の理学療法士について話をしました。
すると「医療職の上に管理職もしてプログラミングも学んだら最強じゃないですか?」と講師の方から反応が返ってきたので、「自分は意外と思い切ったことをしたんだな」と改めて新しいことにチャレンジしたんだと気持ちがワクワクしました。

他の受講生の自己紹介では、公務員の方やライターで活動している人、飲食店でホームページの管理をしている人、事務職でママさんをしながら生活している人など、医療職をしている僕では普段なかなか話ができないメンバーが多く、年齢は20代前半から30代後半まで幅広い年代層でした。

特に印象に残ったのは消防士の隊長をしている36歳の方の話でした。
その方は「将来的に公務員から退き、不動産事業とパソコンでできる仕事を掛け合わせて行きたい」と話されていて、似たような志を持つ方にも出会えたことにプログラミングを学ぼうと思って良かったと感じました。

それぞれの目標や夢を持ってプログラミングスクールを受講したきっかけを聞くことができましたが、僕が特に他の受講生とも共通していると感じた言葉は「パソコン1つで仕事ができる」という自由度の高い魅力を同じように感じているということでした。

講師は20歳⁉︎若くも優秀な講師陣

講師陣の自己紹介では2名の方が挨拶をしていました。
説明ではメイン講師が講義を行い、サブ講師は講義の進行中に設定や予期せぬエラー、授業進行のサポートに入るとのことでした。

特に驚きであったのが共に講師の年齢は20代前半と若く、メイン講師の方の自己紹介では「僕は今年で20歳になり、お酒が飲める歳になりました」と発言した時には、僕も他の受講者も「え⁉︎20歳なんですか?」と教室がどよめていました。

メイン講師の方の経歴についての話では「僕は中学生の頃に独学でプログラミングを勉強して、LINEのチャットボットを自作しました」という話を聞いた時は、初学者の僕からすると「天才じゃないか?」と思わせるほどの印象を僕は受けていました。

自己紹介を一通り終えた後は、いよいよ授業が始まりプログラミング学習で最初にインターネットの成り立ち、URLの読み方、ドメインやサーバーの役割などWebの仕組みについて学びました。

特に感銘を受けたのは、インターネットの成り立ちの話です。
世界中にある文献や資料を共有して閲覧することができるシステムを作るというプロジェクトでできたインターネットが、今では僕たちの生活に欠かすことのできないものなっていることを知り、「世の中には凄いことを成し遂げた人達がいるんだな」と感動しながら授業を聞き、「自分もITの世界に足を踏み入れたんだ」と嬉しく感じました。

メイン講師の講義は進行も上手く、日常の生活にどのようにプログラミングで学ぶ知識が活用されているかを、Google の検索を用いて関連する記事やWebサイトを紹介して説明してくれるので、「このスキルを身につけるとこんなサイトが作れるんだ!」と講義を聴きながら具体的なゴールが見えやすい進行で凄く興味の持てる講義内容は魅力でした。

また、作成された資料には講師の好きなアニメのイラストが使われていたり、20歳になりお酒が飲めるようになったことでビールのブランドサイトなどを参考にデザインの説明をしたりなど、プライベートが垣間見えることがあることで、スクール生から「先生、こんなビールが好きなんですか?」など、講義の合間にあるコミュニケーションで場が和むシーンが数多くあり、沖縄県の独特なアットホームの雰囲気で元気をもらえる空間に心地よさも感じる印象でした。

ついに始まった!プログラミングへの第一歩と生まれ変わる僕のパソコン

2日間かけてインターネットなどの仕組みについて理解した後は、実際にWebページを作るために必要な開発環境を自分のパソコンを使って、テキストエディタのVisual Studio Codeをインストールして環境を構築しながら学習を始めていきました。

パソコンのスペックは、SUNABACOで推奨しているPCスペックがWindows10 / macOS Sierra、Intel core i5、メモリ8GB になっていますが、「自分のパソコンは学習にちゃんと使えるかな?」と分からない場合でもSUNABACOで学習に使えるパソコンであるか確認をしてくれるため、不安な時の問い合わせにも対応してくれます。

僕の場合は、ちょうどSUNABACOに通う1年前にパソコンを MacBook Pro の標準モデルに買い換えていたので、改めてパソコンを買い直すことはありませんでした。

テキストエディタは元々パソコンに最初から備わっている機能ですが、SUNABACOでは無料で高機能なテキストエディタのVisual Studio Codeを推奨していました。
インストールが終わり、設定を行なった後は「黒い画面に白い文字。なんかプログラマーっぽい」と今まで触れたことのなかったソフトをパソコンに入れると自分のパソコンが生まれ変わったような感覚があり、その時の気分はすでにプログラマーになったと思いました。

授業攻略のカギは予習にあり!Progate使った予習前提の学習スタイル

開発環境の構築が終わって3日目には、いよいよWebページの骨格を作るHTMLとページの見た目を作るCSSの言語を4日間かけて、授業で学びました。

プログラミング言語を学ぶ授業の進行は、単語の意味やプログラミング言語の文法などの説明は省略され、目標の制作物を作るためにどんな機能を使うかなどを説明して、Google検索を使って情報になる記事を探しながら進行していきました。

そのため、SUNABACOのプログラミングスクールでは事前に説明されていた通り、予習にはテキストベースのプログラミングの学習サービスである Progate を使って勉強することは講義を理解にするには必須でした。

Progate はスクールの期間中はSUNABACOが有料プランのサービスを負担しSUNABACOのグループに加入することで、個々のスクール生の学習の進行状況が把握できる環境にありました。

そして、同じスクール生がどのくらい学習を進めているかがタイムラインで分かるため、「ヤバい!もう上級編まで行ってる人もいる。自分も早くやらなきゃ!」と他の生徒の学習状況を意識して予習を進めることができたので、必然と予習を行う習慣が自然と身に着く環境で、「今喋っているのはProgateの勉強した部分だ」と授業を聞きながら思うことが多々ありました。

ベストな予習を行う秘訣は学習時間の確保にあり

スクールの注意点としては、予習の時間の確保に関しては生活スタイルによって差が生まれるやすいことです。

いざ、スクールが始まると僕の場合は、日中は仕事のため予習の時間は基本的に早朝と夜中に行なうしかない生活スタイルに変化しました。そのため、早朝は始業の2時間前に出社して勉強。
夜はスクールが終了して帰宅した後に1時間予習を進めるなど睡眠時間を削って勉強時間を確保したため、予習中はいつも「早く寝たいなー」「でも他の人には負けたくないし、授業についていけなくなるぞ」とダラけたりする気持ちを自分で鼓舞しながら、予習を進めることが多く、満足のいく予習を確保することができませんでした。

そのため、授業の中で理解が出来ない部分もあり、実戦での問題解決に時間を要して授業に乗り遅れてしまう場合もありました。
スキル習得には理解力も含め学習時間の確保等など個人のリソースに依存する傾向が強い印象がスクールが始まった後に実感したため、苦しいと感じる場合もありました。

実践は失敗と成功のジェットコースター

実践は、その日の授業で習った箇所をベースとしてコードを書いてWebサイトの制作に取り掛かります。

僕はタイピングが不慣れな面もあったので、変換ミスや入力ミスが原因でエラーになることが多かったです。

授業中、CSSのプロパティのコードをエラーが出た時「ちゃんと入力してるはずなのに、なんでエラー?」「検索で調べた記事を確認して、あってるはずなのになんでだ?」と悩んでいる時は、手をあげて講師の先生にサポートをお願いしていました。

もちろん、答えは教えてくれませんが「エラーが出て、検索で調べて確認したプロパティのコードはあってるはずなのにエラーになってます。」と質問すると「プロパティのコードだけでなく構文全体の確認をしましたか?」と質問され、確認すると文末の終了のコロンが抜けているタイピングミスに気づいて解決できたことがありました。

その時には「ここでミスしていたのか〜。解決できて良かったー」と達成感とホッとした気持ちになってなんとも言えないリラックスする気持ちになりました。
そのため、コードを書いていく実践では悩んで気分が落ち込んだり、上手くいって気分が高まったりするため、常に自分の感情が大きく揺れ動くのでジェットコースターに乗った時のように感じました。

そして、週末の休みには課題で実際にSUNABACOが用意したサンプルのサイトを模写してWebページを作る所まで行いました。

週末の課題制作中には、コードを書くという慣れない経験で僕はエラーを頻発し、「分からない。もう嫌だ〜」と苦しいながらも寝る間も惜しんで学習サービスのProgateとSUNABACOの録画された授業の動画をリピート再生で学習しながら、コワーキングスペースや自宅で8時間以上もかけて取り組みましたが、完成させることができなかったです。
その時には「センスないのかなー」とはマイナスな事ばっかり考えてました。

週明け課題の回答で分かったのは、なんと1文字の半角スペースが抜けていたことが原因でした。
1つの小さなミスで何時間も悩んだ結果、原因が分かって解決できた時の開放感はなんとも言えない感覚でした。

そこから、僕はエラーが発生した時には「まず、確認する順番を用意しよう」と考え、確認作業リストを自分で作りながら、対策を行うようにしました。

日に日に学びが形に変わっていくWebサイト!体感するWeb制作の楽しさ

4日間で学んだHTMLとCSSの課題制作が終わると次はWebページにアニメーションなどの動きを加えるJavascript、その機能をまとめたライブラリである jQueryを学習し、スライドショーや日本語から英語表記への文字の切り替え機能などを付け加え、徐々に作り上げていくWebページが日常で見ていたサイトに近づいていく過程を体感していると「なんかちゃんとしたサイトっぽい」と楽しさを感じました。

jQuery までの言語の勉強を終え、スクール開始から14日後にはWebページ制作の企画や設計に関するディレクションとデザインについてGoogle検索を利用しながら勉強しました。
ここでの勉強は「何のためにWebページを作るのか」を理解を深めていきました。
SUNABACOでは、カーショップのHONDAやSUZUKIなどのサイトを見て、どんなコンセプトや思いがあるのかを想像して考え、発表を通してお互いの感性で感じたことを話し合いました。
特に印象に残ったのが「今の車は性能じゃなく、体験を売っていると思います」と話すスクー生の言葉でした。
最近の車の紹介は「この車に乗ったらこんな生活が送れますよ」というイメージが伝わる構成になっているという理由を聞いて「なるほど」と僕も納得し、様々な視点で考える意見交換はとても有意義な時間でした。

ディレクションやデザインの勉強を終えスクール開始から18日後は、Webページにログイン機能やTwitter のような投稿機能を追加するため、PythonやSQLというデータベースの言語、その機能をまとめたFlaskについて学びました。
バックエンドと呼ばれる分野の勉強では、フローチャートというパソコンに行なって欲しいタスクをプログラムする作業が僕にとってもの凄く理解に苦しむ内容でした。

例で言うならば、じゃんけんゲームのような動きをパソコンにさせると言う感じです。
自分がパーを選択するとパソコンがランダムでグー、チョキ、パーの中からランダムで選んだワードを照合して一致するなら「引き分け」、一致しないなら「勝ち」「負け」などを判断し、「勝ちました」などのメッセージを最後に伝えるという一連のプログラムを最初で設計する作業です。

この時にはいかにもプログラミングという印象の考え方を多く学び難易度も跳ね上がった感覚があり、「うわー、難しすぎる」頭を悩ます機会が増えました。

しかし、一旦プログラムが完成して上手く動き出すと嬉しくて、講義の休憩時間の自分が作ったプログラムをずっと実行して動くのを楽しんでいました。
制作物が完成して上手く動くと、ずっと動かしていたいと思う衝動はプログラミング初学者での”あるある”な出来事だと思います。

卒業制作!沖縄コザを訪れる人向けの食べログ制作に挑戦

そして28日間かけ全てのカリキュラムが終了すると、スクールは卒業制作の期間に突入し、チームで独自のWebサービスを作る作業に入りました。

最初の取り組みはどんなWebサービスを作るか?の話し合いでした。
実際に人が使うと便利だと感じるサービスを考える作業はあたかもビジネスを考えるようなもので僕自身は楽しみながら、話し合いを行うことができました。

僕を合わせた計4名のメンバーは全て男性で内、2名は同世代の20代後半で前職が自衛隊の方と鍼灸師であり、1名は30代前半であり飲食店勤務の方でした。
同世代の人がチームであったことからも、話しやすい印象があり、自衛隊出身の方が話し合いの際にはまとめ役をしてくれたおかげでスムーズに話し合いを進めることができました。

その中で特に感じたのはチームを組むと年齢や自分とは違う仕事をしている人の視点が逆に自分にはない視点であったりするため、「勉強になるなー」と心の中で思いながら違う視点の面白さを楽しんでいました。

所属したチームでは、様々な議論を重ねた上で、「コザの町って最近、飲食店増えてるよね?」「もっと沖縄に住む人に新しいお店を紹介すると良いかもしれない」と話題が盛り上がったので、沖縄市のコザの町限定の食べログのようなサービスを作ることになりました。

そこから、役割分担でサービスに必要な材料集めに進み、僕はコザの町にあるお店のリサーチや写真、地図、営業時間などのお店の詳細情報を集めました。

デザインと材料が決まると制作作業に入り、まずはWebページの見た目をデザイン通りにコーディングするため作業の分担を行いました。
僕はjQueryを使ってスライドショーなどのアニメーション機能を追加する担当を担いました。
Webページのコーディングが終わったあとは、ログイン機能やお気に入り登録のできる機能の構築に入り、僕はデータベースの構築を担当して行きました。

チーム開発ではそれぞれに役割分担を行い、スケジュールを組みながら進行状況や上手くできない所を全員で協力して解決したりなど、責任感もある反面、協力して作るため心強さも感じながら制作を進めることができ、共に良いものを作ろうと言う仲間とともに制作を頑張るのは心地良かったです。

こんなログイン画面です。

ジャンルやシーンから検索できます。

お店の詳細画面です。

Googleマップも埋め込みました。

Webサービスが完成したあとは、卒業制作の発表を行いコンセプトや制作で頑張った所、今後の改善点などを紹介してスクールの2ヶ月間は無事終了となりました。

ちなみにスクール終了後に作り上げたwebサービスは、使ってくれす人はほとんどいない状態でした。
その後は参考にした食べログに勝るようなアイデアが思い浮かぶわけもなく、自然消滅してしました。
その面では「人の役に立つサービスを考えるのは難しいんだな」とビジネスを立ち上げる難しさも痛感しました。

しかし、チームで何か人の役に立つ物を一緒に考えて行動した経験はSUNABACOのプログラミングスクールならではの特徴で、沖縄県のスクールの中では一味違う経験ができる機会があることは、凄くメリットを感じる点だと思います。

スクールの経験で得られた「検索力」の効果

私がスクールを通して得られた経験は、SUNABACOの教育で受けたすぐには「質問に答えない」指導を受けたことで、例えば文章の行間を広げたいときの方法が分からない場合に「知ってそうな人に聞く」から「まず、調べる」に行動が変化したことです。

スクールに通う前は「Excelでグラフの作り方が分からない。どうしよう。」と悩んだ時は、すぐに周りの人に「Excelでグラフの作り方って分かる?」と何も考えずに聞いていました。
そして、誰も分からない時には仕方なく本で調べて解決する方法が僕の日常でした。

スクール後、整形外科の職場で上司に「パソコンを買い換えたいから良いの選んでくれ。」とお願いされることがありました。
僕はこれまでパソコンについて入念に調べて購入することがなかったので、その時は「パソコンのスペックってそんなに詳しくないけど、大丈夫かな?」とふと不安になりました。
2ヶ月前の僕であれば誰かに「良いパソコンって何か分かる?」など、すぐに聞いていたと思います。
しかし、すぐにGoogleを使って、CPUやメモリ、ストレージの意味や用途について調べて、いくつかのパソコンの種類をピックアップした後に調べたパソコンの詳細や特徴を話しながら、上司をパソコンを選ぶことができたので、大変喜ばれる経験をしました。

現在ではパソコンや電子機器の扱いについて分からない時は、僕に相談をする流れが職場内で印象づいています。
僕自身もパソコンについて詳しいという自負はスクール後でもほとんどありませんが、「検索して調べる」。このSUNABACOのスクールを通して鍛えた「検索力」を生かした問題解決能力で以前よりも解決できる問題や挑戦できる幅が広がりました。

副業への挑戦。自分の力で稼げる生活への一歩

SUNABACOのプログラミングスクールを通して得た「検索して調べる」習慣は、プライベートの時間で「副業」をしてみるという変化を与えました。
具体的にはクラウドソーシングの「LANCERS」で案件獲得に挑戦しました。
理由はSUNABACOのスクールで紹介を受けたこともありますが、クラウドソーシングで空き時間を利用して副業ができるとYoutubeやSNSを通して知ったため、不安ながらも挑戦してみたいと考えていたからです。

クラウドソーシングを始めた僕は、「Web制作の仕事を受けてみよう」と思い案件を探すと、自分にできる案件が見つかりませんでした。

なぜかというと、案件のやってほしい仕事の意味が理解できない、納品方法が分からない、そもそもWebページのデザインが作れない。いくつかの問題を突破するスキルが自分にないことが明確になったからです。

案件には、コーディングだけでなくデザインまで含めたものが多く、「デザインも自分で作るんだ。全然分からないしデザインソフトの使い方も分からないや」とすぐにWeb制作の案件を取るために必要な知識がまだ足りないことに気づいて落ち込みました。

そこから、「案件はまだ取れそうにないから、自分のサイトを作ってみよう」と考え、Word Pressを使ってブログ制作に挑戦しました。

Word pressに関しては、SUNABACOのイベントである「3回でマスターするサイト制作!」という「Word Pressを使ってサイト制作をする講座」をスクール期間中に無料で勉強しました。

Webページを制作する過程で必要になった画像やロゴは、調べる中で見つけた無料デザインソフトのCanvaを使って制作を行なったりと、1つ1つ分からないことを調べながら作っていきました。
その時に感じたのは、「何かものを作るのって大変だな」と改めてトライ&エラーの辛さと医療職の友達が多かった僕には、パソコンでエラーやうまくいかない時に共感してくれる人が少ないということで「孤独の戦いだ〜」という気持ちで諦めては、また挑戦してを繰り返す日々でした。

そんな日々を乗り越え、3ヶ月かけてブログを完成させた後には、画像の加工やライティングなども必要な記事の作成にも取り組み、コンテンツ制作の挑戦も行うようになりました。
記事などのコンテンツ作成では「人の役に立つものって何だろう?」とビジネスについての勉強を始めるきっかけになり、ライティングに関しては「色々調べた情報が人の役に立つ記事になるなら、楽しいな」と思ったことで、再びクラウドソーシングでWeb制作の案件だけでなく、ライティングや画像加工の案件も探すようになりました。

そして、SUNABACOのプログラミングスクールを卒業して10ヶ月後にようやく、ライティングの案件を数件獲得して、お仕事を終え自分のネットバンクに報酬が振込されいた時は「本当にお金が入ってる!」何とも言えない嬉しさが込み上げてきたのを覚えています。

人によって「プログラミングで稼いでいないじゃないか」と考える方もいるとは思いますが、僕は「パソコンで稼げるようになりたい」と考えてから約1年をかけて、その目標をSUNABACOのプログラミングスクールを通ったことをきっかけにで少し叶えることができたことは大きな変化でした。

僕の場合であれば、スクールの卒業後の進路は結果的にクラウドソーシングでプログラミングではなく、ライティングで稼ぐことができました。
その点で言えば、SUNABACOのプログラミングスクールでは卒業後に関する進路についてのサポートは充実していないという点がデメリット1つではあると感じました。
同時期に通っていたスクール生の進路で言えば、僕が分かる範囲ではデザインやWebアプリなどのSUNABACOの別のコースを利用して勉強を継続している人や自分のお店のWebサイトだけを自作して運用している人、フリーランスの家庭教師の教育科目にプログラミングの内容を組み合わせている人、SUNABACOの運営や講師などのスタッフに転職する人がいました。
様々なプログラミングスクール後の進路がありますが、個人的には各々の環境や背景、目標などが大きく関わっているため、SUNABACOが特に積極的に動くサポートはありません。

僕自身はSUNABACOのプログラミングスクールではスクール後に転職やフリーランスで案件を獲得するためのサポートまで深く考えてスクールを選んでいなかったため、「スクールが終わった後のサポートがないかもしれない」と気づいた時には、「スクール選びは少し失敗したかも」ともう少し慎重に考えてもよかったと感じる部分もありました。

実際にスクールが終わった後の僕は「どうやって仕事を探したらいいんだ?」と悩みましたが、SUNABACOに相談しても「調べて頑張って下さい」と言われるのがオチだと自分で考えて検索して調べたりしていました。

そのため卒業後はSUNABACOはコワーキングスペースとコミュニティを作る場として利用するスタイルであるため、卒業後の進路は個人のリソースに求められることが多く、転職のサポートまで望む方には向かない点があると思います。

まとめ

ここまでご説明したスクールの良い点と悪い点をまとめます。

  • Webサービスを作るという過程を全体を通して学習しながら、体験ができる
  • 2ヶ月の短期集中でプログラミングの基礎を早く学ぶことができる
  • 自分で問題解決する能力に必要な「検索力」を身につけることができる
  • 価格が4万円と沖縄県内のプログラミングスクールではコストパフォーマンスが良い。
  • スクール期間中はSUNABACOのイベントである「Word Pressの講座」などの参加費が無料
  • 「質問に答えない」指導方針で理解が進まない場合や実戦時のエラー解決できない場合は授業に乗り遅れやすい
  • カリキュラムが密な為、仕事を併用しながら学習する方には予習や復習の時間確保が困難
  • 問題解決能力の向上に特化したことで、スキル習得は個人の学習時間に依存する。
  • 転職やスクール終了後の進路サポートがほぼない

正直、勉強中のサポートや転職活動のサポートをしっかりと受けたい方や、本格的にプログラミングを学びたいと考える方には個人の感想ですが、あまりオススメできるスクールではないように感じます。

SUNABACOのプログラミングスクールの特徴は自分の力で問題を解決する能力を2ヶ月の短期間で身に付ける指導方針を取っています。プログラミングスキルの習得だけを目指すのでなく、スクールを卒業した後に自分の力で自分の夢に向かって進めることができるようにようなることを目指しているスクールでした。

僕の場合であれば、副業としてパソコン1台で稼ぐ力を身に付けたい希望を持ってスクールに通い、形は違えどライターとして記事作成で稼ぐことができるようになりました。
現在はプログラミングを学習したことで知ることのできたWebデザイナーの職種に興味があり、将来仕事ができるようになりたいと考えています。

そのため、スクールを通して自分が何にないりたいかを見つけるきっかけにもなりました。
プログラミング学習だけでなく、自分自身で考えて行動できるようになりたい、またどのようなIT人材になりたいかを見つけたいと望む方にはすごくオススメのスクールだと思います。

アフターコロナはオンラインスクールの方が良い?

たい
たい

ここからは管理人の"たい"から、コロナ以降に一般化したオンラインのプログラミングスクールについてご説明します。

コロナ以降、オンラインで学べるスクールも一般的になってきています。

オンラインスクールのメリットは感染予防だけではありません。

プログラマーやエンジニアも、在宅勤務をする人が非常に増えており、コロナが終わった後も一般化しそうです。

なので、プログラミングを学ぶ段階から、オンラインのスクールで学んでおいた方が、新しい働き方にもスムーズに対応できるはずです。

就職の面接がオンラインになり、面接官に「在宅勤務になっても大丈夫ですか?」と聞かれても、自信を持って「大丈夫です!」と答えられた方が良いですよね。

オンラインのスクールで、最も実績があり大手なのがテックアカデミーです。専任のメンターがつくので、実はオフラインのスクールより面倒見もよかったりします。

今ちょうど期間限定キャンペーンをやっていますし、無料で1週間受講できるので、試しに受けてみるといいかもしれません。

今週末までの期間限定キャンペーン

テックアカデミーでは、現在8週間以上のコースを申し込むと、おすすめのカリキュラムが無料でもらえたり、受講料が最大70%キャッシュバックされます。
私のときはこんなキャンペーンはありませんでした(泣)。今申し込むかたがうらやましいです。

ただ、オンラインでの学習が初めてというかたは、いきなり申し込むのではなく、まず無料体験で合うかどうか確認したほうがいいかもしれません。

そもそも、オンラインでの学習が根本的に合わないかたもなかにはいらっしゃるので。

1週間のHTML/CSSの簡単なカリキュラムですが、学習の進め方は本コースと全く同じで、質問し放題でメンタリングも受けられます。

無料体験を受講する時間もない方は、無料説明会動画を見てみるといいと思います。レッスンの進め方やメンタリングの様子が動画でわかります。