プログラミングスクール

TECH CAMPエンジニア転職評判!27歳男が3か月で給料を2倍に?

ITとはほど遠い製造業の鉄鋼部材の加工会社に勤めていた27歳男性の私が3ヶ月間TECH CAMPエンジニア転職の就職保障コースを受講して、クラウドサービスベンダーのエンジニアに転職するまでをご紹介します。実際に通っていた中での実体験なのでこれからTECH CAMPエンジニア転職への入学を検討している方は必見です。

月給20万の単調な日々に疑問を感じて

私は大学を卒業後、営業職として製造業の会社に就職をし、4年間で転職を2回重ねているおります。

製造業はIT化が遅れており、実務では毎日Excelと戦う日々で、仕事は特段厳しいことはなく、言われたことを言われたとおりに間違いなく行うだけの日々が続いていました。

言われたことをやって毎月20万円程度の給与をもらう単調な日々を過ごす中で、自らのスキルとパソコン1つで仕事を獲得して自分の数倍もの給与を稼ぐエンジニアの姿をニュースで見て、「こんな働き方があるのか」と衝撃が走りました。

どれだけ実績を出しても年功序列の枠組みの中で働いている間は給料が倍になるまで何年もかかる環境ではなく、プログラミングを身につけて年功序列や古い慣習に縛られず、「自分のスキルと実績で評価される世界で仕事をしたい」と思い、プログラミングを学ぶことを決意しました。

独学で挫折した自分に残されたスクール学習の道

私は独学を続けらず挫折してしまったため、プログラミングスクールでの学習を選びました。

プログラミングを学習しようと決意して、行動を起こしましたがすぐに目の前に大きな壁が立ちはだかりました。それは何をすればいいのか分からないという状況です。

ネットで調べれば、「ドットインストール」、「Progate」など独学での学習をサポートするツールは沢山ありましたが、私の場合は勉強を始めるにも何をどういう順番で勉強していけばいいのか分からず、「もうどうすればいいんだ」とお手上げ状態が続きました。

調べても答えは見つからず、とりあえず書籍を購入しても、結局手をつけずにに終わってしまう積み本が増えていくばかりでした。

自分1人で勉強をする独学期間が1か月程ありましたが、手をつけてみたもののコードを間違えて書いてしまいエラーが出ると、どういう手順で解決するのかもわからず、手を動かしてもエラーが出たら止まって時間ばかり無駄にする状況が続きました。

このまま立ち止まるのであれば実績のあるプログラミンングスクールで講師の方から1から教わるのが1番の近道であると考えて、私はTECH CAMPエンジニア転職に入会することを決めました。

数あるスクールからTECH CAMPエンジニア転選んだ理由は下記の3つです。

  • 最も多く目にしたプログラミングスクール
  • 転職保障制度がある
  • 手厚いサポート体制

順を追ってご説明していきます。

最も多く目にしたというプログラミングスクール

当時Googleでプログラミングスクールを検索をすると最初に出てくるのは必ずTECH CAMPエンジニア転職の公式HPでした。

TECH CAMPエンジニア転職が常に検索上位に表示されているので「1番人気のプログラミングスクールなんだ」という第一印象を受け、その後も調べ続けると紹介記事や口コミの数が他のプログラミングスクールと比較して、圧倒的に多かったです。

私は製造業にいて、プログラミングという領域を全く知らない人間でプログラミングスクールの優劣が分からない状況でしたので、Google検索で1番上に表示され、紹介記事や口コミの数が多かったTECH CAMPエンジニア転職を見て、このスクールは信頼がおけると判断しました。

これはマーケティング戦略のおかげかもしれませんが、初心者の方が安心できるようなコンテンツや口コミが広がっている状態を他のスクールが持っていなかったので、未経験者はTECH CAMPエンジニア転職に行くべきなんだと感じてしまいました。

転職保障制度があったこと

転職を2回重ねていたため、スクールに通ったはいいが、「転職ができなかったらどうしよう」という不安が常にありました。

その中でTECH CAMPエンジニア転職には転職保障制度が存在し、転職できなかった場合は入学金を全額返金してくれる制度があったので、安心して選ぶことができました。

転職保障があるスクールは他にもありましたが、TECH CAMPエンジニア転職の未経験者の転職実績が99%であったことも選択を後押ししました。

手厚いサポート制度

スクールを選ぶ際にポイントとしたのはサポート体制です。多くのスクールを調べましたがTECH CAMPエンジニア転職のサポート体制は明らかに他とは違いました。

生徒1人に専属のトレーナーが必ず付いて、カリキュラムの進捗確認、苦手部分の洗い出しと改善のサポートやカリキュラムで分からないことがあれば、すぐにその場でメンターに質問ができる点などオンライン主体のスクールでは受けられない対面形式での生徒への手厚いサポート体制を提供している事で「これなら自分でもやっていけるな」と安心感を持てたのが決め手です。

不安を解消してくれたカウンセリングの存在

TECH CAMPエンジニア転職への入学を決めてすぐに、無料カウンセリングの予約を取りました。当日は未経験からエンジニアになれるのかという不安と知らなかった世界に足を踏み入れるドキドキ感の両方を胸に渋谷教室に向かい、1時間ほどのカウンセリングを受けました。

渋谷教室は渋谷駅から徒歩5分、渋谷東急本店ビル真横のフォンティスビルの7階に位置し、エレベータで7階に上がると全面ガラス張りの教室が目に入ります。

教室には受付はなく、代わりに入り口にPCとiPadが置かれており、PCは生徒向けの出席管理、iPadは来校者が担当者を呼び出すために配置されています。

私はカウンセリング目的で来校したため、iPadで担当者を呼び出してカウンセリングルームに案内をされました。

カウンセリングルームに向かう前に教室を観察すると、会話をすることなくタイピングの音だけが響いていて、皆さん真剣な眼差しでPCに向かっていました。

カウンセリングルームは大きなモニターがセットされていて、カウンセラーの方がPCの資料を映して、初回カウンセリングがスタートしました。

カウンセリング内容は以下の通りです。

カウンセリング内容
  • なぜ、エンジニアになりたいのか
  • 何を勉強したいのか
  • 卒業した後のビジョン

これらについて、質問を受けました。
カウンセラーの方は30代後半の男性でエンジニア経験と人事経験の両方をバックグラウンドに持つ方でした。

とても丁寧で物腰が柔らかく、こちらが話しやすい質問の仕方でなぜプログラミングを学びたいのかという観点で質問してくださり、そのうえでどういった価値をTECH CAMPエンジニア転職が提供するのかを説明してくれました。

この時点で私は強い好印象を抱いており、すぐに申し込みを決意しました。

カウンセリング後にはエントリーを行い、簡単なテストを受けてました。このテストは数学などのテストではなく、図形の法則性を見出したり、暗号の解読問題など論理的思考を必要とする問題が多かったです。

結果はすぐに、回答され無事に入学が決まりました。

入学通知メールにはスクールへの入金案内が添付されており、合格通知後1週間以内に支払いと受講コースの確定をする必要がありました。

学習コースは転職保証コースとフリーランスコースがありましたが、未経験が3ヶ月学習した程度でフリーランスにはなれないと考え、まずはエンジニアに転職して実績を積むことを優先するため転職保証コースを選択しました。

当時のTECH CAMPエンジニア転職の転職保証コースの学費は44万円で、学生などの貯金が少ない方にむけた最大24回の分割払いの形式もありましたが、私は十分な貯金を蓄えていたためクレジットカード決済を選択しました。

会社に通いながらスクールに通う道もありましたが、「生半可な気持ちではエンジニアに転職して人生は変えられない」と思い、私は自らの退路を断つことを決めて会社に退職届を提出しました。

「転職できなかったら無職だ」という不安が心の隅にありましたがスクールの学習期間中は全力で取り組むことを自分に課して「何があってもエンジニア」になると決めました。

ついに迎えたエンジニアへの第1日目

入学日を迎えると午前中はキックオフミーティングと呼ばれる集会があり、同じ時期に入学する方と顔合わせをしました。

同期は30代前半の男性が18名、20代の女性が2名の20名で、緊張のせいか口数の少ない方が多かったです。

後で分かったことですが、大半が未経験からエンジニアへのキャリアチェンジ志望していたので新しい世界に飛び込む不安があったため口数が少なかったのです。

顔合わせが済むと、いよいよ学習のためのPC環境設定で、一部にはPCをスクールからレンタルをしている同期の方もいましたが、私を含め大半の方はPCを持参をしていました。

私のPCは学習用に購入したMacbook proで、他の同期も大半がMacbook proの利用していました。

スクール側からのPCの指定はなく、WindowsのPCも利用可能ですが、スクールのメンター含めカリキュラムの環境設定の内容がMacの利用を想定しているのでWindowsのPCを利用するのはあまりお勧めしません。

環境設定は主にコミュニケーションツール「Slack」の導入やメンターさんとの進捗管理に使うGoogleスプレッドシートの設定などです。

入学する方はSlackについて、事前に調べて知っておくと便利です。私はSlackとは何か分からなかったですが、LINEの仕事用と説明されて、理解することができました。

設定が終わり次第、教室でカリキュラムの流れを個人で確認しますが、TECH CAMPエンジニア転職の教室は3つのブロックに分かれています。

入り口から左側が綺麗に観葉植物が飾られた休憩スペースと座敷形式の学習スペース。真ん中は生徒のみの学習スペース、右側は生徒とパーカーを着用したメンターが混ざった学習スペースとカウンセリングルームの配置になっていました。

特にスクールが指示しているわけではないそうですが、新しく入る受講生は必ずメンターがいる右側のスペースを選び、カリキュラムが進むにつれて真ん中、左側のスペースに順番に移動をしていくそうです。

入学日の午後は専属ライフコーチの方と面談を行います。私の担当の方は25歳の男性で3年間自衛隊で勤務し、退職後に半年間独学をしてエンジニアになった異色の経歴を持つ方でした。

面談をする中でライフコーチの方が「あなたの人生を変えるお手伝いをします」と真っ直ぐな目で言われた時は「このスクールを選んで良かった」と心から思いました。

自己紹介から始まり具体的なカリキュラムの説明や今後の流れの説明を受け、ライフコーチの方との面談が終わるとカリキュラム学習がスタートします。

徹底的に基礎学習を重ねた2週間

最初の2週間は基礎カリキュラムの勉強です。

基礎カリキュラムの内容

まず以下を学習。

  • HTML
  • CSS
  • Ruby
  • Rails

上記を用いて以下をカリキュラムに沿って作成。

  • 画像投稿アプリ
  • レビュー投稿アプリ

私の場合は、カリキュラムの内容が頭に入るのが遅かったので何度も何度も反復をして、インプットとアウトプットの回数を徹底的に増やして、基礎を体に叩き込みました。

基礎カリキュラムの章ごとにはテストなどはありませんが、基礎カリキュラムを全て学習すると確認テストが存在します。

この確認テストに合格しないと、次の応用カリキュラムに進むことができず、進捗に大きな遅れが出てしまうので、私はライフコーチに時間をもらってはどういう対策をするべきかを常々確認していました。

ライフコーチは「基礎が染み込むまで手を動かしてください」と時間が許す限り、コードを書くことに時間を使うように助言をしてくれました。

他の生徒を見ると、カリキュラムと並行で書籍を読んでいる方もいて、自分も読んだ方が良いのかと不安になりライフコーチに確認すると「読んでも絶対に身につきません。読んでる暇があったら手を動かしてください」と一蹴されました。

書籍はいらないというアドバイスを受けてライフコーチのことを少しだけ疑いましたが、信じることを決めて、手を動かし続けて、コードを描き続けてからテストに望むとほぼ満点で合格をすることができ、ライフコーチを疑った自分が恥ずかしくなりました。

それ以降、ライフコーチと毎日ランチに一緒に行く関係になり、カリキュラム以外で自分の目指すエンジニア像を食事をしながら相談するまでの信頼関係を築くことができました。

メンターに質問して考え続けた応用カリキュラム

基礎カリキュラムを終えた3週目〜4週目では応用カリキュラムを学習します。応用カリキュラムは章ごとにメンターによるコードの確認であるコードレビューがあり、レビューを合格することで次の章に進むことができます。

この応用期間では下記の技術を学びます

応用カリキュラム
  • JQuery
  • JavaScript
  • Git
  • SQL
  • AWS
  • Sass
  • アプリ作成後のrspecでのテスト
  • AWSを利用したデプロイ

特に私が、苦労したのはCSSをSassに書き換える部分です。元々、CSSが苦手だった私はSassになった途端、どの要素にどう実装すればいいのかが分からなくなってしまいました。

Sass記法での実装を間違える度に「なんで今まで通りできないんだ」とイライラしながら画面に向き合っていました。

何度も何度もメンターさんに質問をし、試行錯誤を重ねていく中でコーディングの手を動かす前に紙に書いて、整理をすることの大切さに気がつきました。

少し面倒ですが、目標物を紙にブロックごとに分けて書いて整理することでどの位置に何を当てるべきかが明確になり、分からなかった部分をどんどん理解することができました。

以降の課題も実装する前に紙に書き起こすことを行う工夫をすることで、コードが綺麗になり、Sassへの苦手意識が消えていきました。

以降も分からなくなり、開発が止まるたびに紙に書き出して整理をすることを繰り返すことで、コーディングに着手するまでの時間は長いですが、コードを書き始めると止まることなく実装することができました。

応用カリキュラムを最後まで学習すると、最終的に1つのアプリケーションを作成することができます。このアプリの作成が終了すると、転職活動に進むことができます。

周りにはとても学習が速い人もいましたが、学習スピードは人それぞれなので焦る必要はありません。

私の場合、人よりも理解に時間がかかったので、平日は5日間毎日10時から20時まで、土日はスクールが混雑するので自宅で12時から22時まで学習するサイクルを回しており、プログラミングをしない日はありませんでした。

人より時間がかかる分、他の人よりも多くの時間をプログラミングに向き合った結果、TECH CAMPエンジニア転職の作成した進捗予定通りに進むことができました。

仲間と一緒に切磋琢磨した4週間のチーム開発期間

4週間の基礎カリキュラムと応用カリキュラムの期間を終えると、その後の5週目〜8週目はチーム開発期間に突入します。

現在はチームでのカリキュラムはなく、全て個人で行うカリキュラムになっています。

私のチームは「アマゾン」のコピーサイト作成が課題で、4週間の間で下記の機能を実装しました。

  • ログイン機能
  • 商品検索
  • 商品一覧
  • 商品詳細表示
  • カート登録

今まではカリキュラムの指示通りに作るだけでしたが、チーム全員で目標物の開発工程を考えながら、コードのチェックを互いに行い、質を高めながら1つのサービスを作るのはとてもいい経験になりました。

チームメンバーが機能ごとに分かれて実装し、時にペアプログラミングで難しい部分を一緒に解決し、プルリクエストのコードをみてそれぞれが意見を出し合う時間は実際に開発現場で仕事をしている感覚と同じでした。

チーム開発の最中にもライフコーチから「チーム開発をする際は誰が見ても理解できるシンプルなコードが正解です」とアドバイスを受けました。

これは自分だけの開発であれば、自分がコードを読めれば問題ありませんが、チーム開発では自分のコードを他人が見て、それを基に他の機能を実装をするため誰が見ても分かるようなシンプルなコードであることが、チーム開発を効率化する上で重要だと学びました。

プログラミングスクールの中にはチーム開発を経験することができないスクールも存在します。プログラミングは転職してエンジニアになると基本的に誰かと一緒にチームで開発することになるのでその経験を事前に詰めたことは大きな財産になったと思います。

人手不足と質にばらつきがあるメンターのサポート体制

2ヶ月の学習期間を通して見えたのがメンターの人数不足とその質のばらつきです。
渋谷教室では生徒とメンターの比率が8対2の比率になっており、生徒数に対して、圧倒的にメンターが少ないです。

そのため、質問申請を出して30分経っても対応してもらえないことが多く、応用カリキュラムではいかに課題を早く終えても、メンターによるコードの確認が終わらないと次に進めないので、メンターのチェック待ちで学習が止まっている受講生も多かったです。

メンター不足であれば、生徒からのよくある質問や過去の質問履歴を閲覧して自分で解決ができればいいのですが、TECH CAMPエンジニア転職では過去の質問や他の生徒の質問を参照するサービスがないので、メンターを待たなければならないのが受講生にとっては悩ましい部分です。

メンターのバックグラウンドは一部には現役のエンジニアもいますが、大半が学生です。
そのため、質問をした際の対応が不十分や回答が分かりにくい、求めていたものと違う答えが返ってくることもあります。

私が1番、びっくりしたのは質問している最中にメンターの方が見当違いのことを話始めて「後は調べて自分でやってください」と投げやりな対応を受けたことです。

質問申請をしてからメンターの対応を待ったにも関わらず、心ない対応を受けたことは残念でした。しっかりとしたメンターさんもいますが、必ずしもメンター全員の質が高いというわけではないことを実感しました。

TECH CAMPエンジニア転職では教室の質問対応の他にオンラインでの質問対応がありますが、この質問対応は教室の質問対応よりも長い時間待たされることになります。

スクールから「受講生が多すぎるので順番に窓口の対応をお待ちください」と説明を受けましたが、あまりにも返答が遅すぎて、返答が来る頃には既に解決済みになっていることが多く、オンライン質問対応のレスポンスの遅さにはショックを受けました。

周りの生徒を見ても、「レスポンスが遅すぎる」「質問対応を待ってられない」という声が多く、メンター不足は受講生の学習進捗への影響が大きいので早急に改善をしてもらいたいです。

同期とのコミュニケーションの機会が極めて少ない

TECH CAMPエンジニア転職は同期とコミュニケーションを取ったり、一緒に作業をする時間が極めて少ないです。

チーム開発で同じチームとなった同期のメンバーとは1ヶ月間、時間を共にするので密度の濃いコミュニケーションを取ることができ、チーム開発後も転職活動に関して、相談や情報交換をすることができます。

しかし、チーム開発で一緒にならなかった同期メンバーとはほとんどコミュニケーションをとることがなく、私の場合は同期なのに喋ったことがない人もいました。

同じ時期に同じ目標を持った仲間としてスクールに入学するので、共にコミュニケーションをとりながら、切磋琢磨できればいいのですが、スクール側でコミュニケーションの機会を用意することはありませんでした。

本来の目的はエンジニアになることでコミュニケーションをするために来ているわけではないという意見が正論ですが、人との出会いから学べることや気付きを得ることもあるので、同期とのコミュニケーションの場がなかったのが残念です。

例えば、同期メンバーで日替わりでペアが変えてペアプログラミングや全員でコードレビューをして意見を出し合う機会があれば、その中でエンジニアとしてのコミュニケーション力を養うことに繋がるので同期とのコミュニケーションの場を設けるべきだと思います。

自分で調べて考えて解決策を見出す力を身につける

プログラミングスクールなので当然、プログラミングスキルが身に付きますが、それ以上にTECH CAMPエンジニア転職ではエンジニアとして働く上での考え方や心構えを学ぶことができます。

転職してエンジニアになった際はどのように仕事に向き合うのか、どうやって問題を解決していくかを学ぶことができます。

スクールでは2週間に1回のペースで卒業生を迎えてセミナーが開催され、卒業生から卒業後の仕事の話を聞ける場所を提供しています。

登壇者の卒業生は30代前半の方が多く、異業種の未経験からエンジニアにキャリアチェンジをした方がほとんどで、中には40代からプログラミングを学んで、専業主婦からフリーランスエンジニアになった卒業生の方もいました。

登壇者の皆さんは口を揃えて、エンジニアは分からないことや知らないことにぶち当たった際は自分で解決する力が必須で、それができないとエンジニアとしての成長が見込めないことを伝えてくれました。

カリキュラムはスキルを身につけるのはもちろんですが、分からないことを調べる癖をつけるような難易度や構成であるためカリキュラムを通じて、エンジニアに必要不可欠な自分で調べて試して解決する「解決力」を身につけることができました。

ダメかと諦めかけた転職活動

9週目~12週目の最後の1ヶ月はいよいよ転職活動です。
転職活動はライフコーチとは別に新たに専属のキャリアアドバイザーが付いてくれます。

私のキャリアアドバイザー担当は同い年27歳の女性でTECH CAMPエンジニア転職に入る前は人材紹介会社のトップの成績を誇っていた方でヘッドハンティングで入社した実績のある方が担当になってくれました。

転職活動に特化したアドバイザーで的確なアドバイスや指導をしてくれます。
応用カリキュラム終了後は職務経歴書を自分で作成することが最初のステップです。

職務経歴書の作成が終わるとキャリアアドバイザーと面談をして、自分の行きたい会社像や、ビジョンを伝えます。

私は元々製造業にいたため、アナログな業務を常に目にしていたので、製造業の業務のあり方を最新技術で変革したいという思いがあったので業務システムをクラウドで提供している会社を志望していました。

面談以降は自分に適した求人情報をキャリアアドバイザーが紹介してくれるため、応募するしないの判断をするだけで転職活動が始まります。

また、キャリアアドバイザーの方は職務経歴書の添削をしてくれますので意見をもらいながら、書類の精度を高めていくことができます。

私は職務経歴書の転職回数を強く指摘され、ストレートに「あなたは書類選考でたくさん落ちます」と言われました。

言われた瞬間に「あ、転職するのは無理かも」と思いましたが、キャリアアドバイザーはすぐに普通の開発会社ではなく、ベンチャー企業に行くべきだとアドバイスをくれました。

転職回数は多いが、営業成績に関しては秀でた数字を持っていたのでそこを訴求すれば書類選考は問題ないと、自分の実績を前面に押し出す職務経歴書作りのサポートを受けました。

手始めに受託系の会社2社に応募をしましたが、予想通りに転職回数を理由に書類選考で落ちました。落ちた理由は「職歴が汚い」、「転職しすぎている」など重い言葉を応募先の担当者からもらい、面接さえ受けられませんでした。

覚悟はしていましたが、「やっぱり無理かも」と弱気になっていましたが、いつもキャリアアドバイザーに「大丈夫だから、落ち込まない」の言葉に励まされていました。

3社目の従業員8名ほどのベンチャー企業に応募をすると、無事に書類選考を通過し、面接にたどり着いたので、キャリアアドバイザーによる事前の面接対策を受けました。

面接対策の場では転職回数の部分は気にせず、徹底的に面接先の会社を調べ、入念な準備をして、ありのままでいるようにアドバイスをもらいました。

その結果、3社目で内定を獲得し、無事に転職をすることができました。

スクールの学習内容で役に立ったのは、ポートフォリオの存在とチーム開発の経験です。
ポートフォリオを見せることで実力を証明すると共にCTOとの技術ディスカッションが盛り上がり、どうしてこういう実装をしたのかという議論をできた点が1つ。

転職活動で提出したポートフォリオ
  • チーム開発で作った「アマゾン」コピーサイト(Railsで実装)
  • 転職活動の合間に作成したHPとLP(Reactで実装)

もう1つはチーム開発経験があり、Gitを十分に理解していることで、入社後にチーム開発にすぐに参加できると判断してもらえたのが選考での良い判断材料となりました。

内定した会社は社内にサーバーを用意するオンプレミスで構成されていることが多い日本の基幹システムを最新技術を活用してクラウド上でもっと安く、ユーザーにとってもっと使いやすいクラウドネイティブな基幹システムを提案していました。

最新技術を活用することが会社のビジョンで、CTOはアメリカ出身の方で一部のエンジニアが外国籍の方であったのが特徴です。

入社前は「最新技術をキャッチアップできるか」「コミュニケーションが取れるか心配」と不安でしたが、今ではフロントエンジニアとしてReactを使って1人で画面を実装をしており、コミュニケーションに関しても不自由なく英語で仕事をしています。

会社選びをしている際、ライフコーチにも相談をしており、ライフコーチに言わせれば「せっかくエンジニアになるならレベルの高い環境に行くべきだ」「レベルの高い環境にいれば勝手に自分も成長するからむしろ行くべき」とアドバイスをくれました。

実際はその通りで仕事をしていくために必死でコミュニケーションを取り、時に質問をしてコードを学んでいくことで、レベルの高い環境に引っ張られて、気づけば自分のスキルレベルも上がっていました。

入社して半年ほど時間が経った現在では給与は前職の2倍になり、同時にHP制作やLP制作の副業など自分のスキルだけで副収入を稼げるようになったことを考えると、自分の目的であった「エンジニアになって人生を変える」は実現できたと思います。

まとめ

  • メンターのサポートが素晴らしい
  • 教室の利用開始時間が長い
  • 志を同じくする仲間と出会える
  • カリキュラムで作ったものがそのままポートフォリオになる
  • 就職先の求人が豊富
  • メンターの質にばらつきがある
  • 同期の間のコミュニケーションが少ない
  • 過去の質問を参照できない
  • オンライン対応のレスポンスが遅い
  • 生徒数に対してメンターの比率が少ない

プログラミングは難しそう、挫折しそう。こう考えている人が多いと思いますが心強いアドバイスをくれる人が隣にいるだけでプログラミングは難しいから楽しいに変わります。

そういう意味ではTECH CAMPエンジニア転職は心強い味方になってくれます。
未経験者であっても、親切丁寧な指導を受けることができ、それは転職活動の支援でも同じです。

あなたが得意とする分野はとことん伸ばして、不足するものを埋めてくれるのがTECH CAMPエンジニア転職です。

私は3ヶ月間のTECH CAMPエンジニア転職での経験で人生が大きく変わりました。
エンジニアになって人生を変えたい方は是非、TECH CAMPエンジニア転職を検討してみてください。オンラインでのカウンセリングもあるので、相談だけでもしてみてもいいかもしれません。

なお、TECH CAMPエンジニア転職にはフリーランスになるためのコースもあります。そのコースを受講された方の体験談はこちらです。

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