プログラミングスクール

プロクラス京都に30代女が受講した口コミ評判!簡単過ぎて物足りない?

30代前半女性がプロクラス京都のAndroidアプリ開発コースを受講した体験レビューお送りします。

きっかけ

30代前半女性です。
元々コーダーとして働いていたので、HTML、CSS、Javascrip、基礎的なPHPの知識はあったのですが、WEBサイトやWEBサービスしか作ったことがなかったので、スマホアプリ制作も勉強してみたいと思い受講しました。初めは独学も検討しましたが、開発環境の構築からつまずいてしまったので、スクールに通ったほうが効率的だと思いスクールに通うことにしました。

プロクラスを選んだ理由

プロクラスを選んだ一番の決め手は、短期間の申し込みが可能だったからです。他のプログラミングスクールは数ヶ月単位のコースが多かったですが、プロクラスは1日?数週間のコースでした。一つのコースが終わったらそこでやめても良し、次のレベルや違うジャンルのコースを受講しても良しというスタイルでした。数ヶ月単位のコースを申し込んでしまうと、仕事が忙しい時期に通えなくなってしまうので、自分の都合に合わせて次のコースを申し込めるところがよかったです。また、アプリ開発が自分に向いているのかどうかもわからなかったので、いきなり高額な数ヶ月単位のコースに申し込むことに抵抗があったというのもありました。

プロクラスにはiPhone アプリ開発とAndroidアプリ開発のコースがあり、iPhoneアプリはswiftを使って、AndroidアプリはJavaを使って開発します。
どちらにするか迷いましたが、Javaのほうが汎用性が高くスマホアプリ以外にも使えるかもしれないと思い、Androidアプリ開発のコースを選びました。
授業は金曜日の19時?21時で、2週にわたって開催されました。料金は16,800円(税抜)でした。

私は平日に2時間ずつ分けて受講するスケジュールを選びましたが、土日のどちらか1日で4時間分をいっきに受講するスケジュールもありました。

受講の様子

コースに申し込むと、開発環境構築についてのメールが送られてきます。授業では自分のパソコンを使うので、初日の授業までにJDK、SDK、ADT、eclipseといったアプリ開発に必要なものを各自でインストールし、開発環境を準備する必要がありました。インストール手順はメールに詳しく書かれているので、JDKやSDK が何なのかわからなくても手順通りに進めれば開発環境が構築できます。ただ、そのときはWindows端末での手順しか書かれておらず、私はMacを使っていたので途中でわからなくなってしまいました。自力での設定は諦め、コース初日に先生に教えてもらい、何とか開発環境を構築することができました。

授業は生徒3人に対して講師1人、アシスタント1人といった贅沢な環境でした。先生は10年以上プログラムの仕事に携わっている方で、OA系統のプログラムやゲーム開発をされていたそうです。生徒は全員20代半ば?30代くらいの女性でした。プログラミングの経験が少しでもあるのは私だけで、あとの方はまったくの初心者でした。パソコンは基本的に自分のものを持ち込んで使いますが、パソコンを持っていない人向けにレンタルもされていました。

初めに開発ツールの使い方やJavaという言語についての説明があり、その後、実際にアプリを作っていきました。eclipseという開発ツールを使ってパソコン上に仮想のスマートフォンを再現するので、実際のAndroid端末を使うことはありませんでした。仮想のスマートフォンの画面上にHello Worldという文字を表示させるところから始まり、最後には簡単なおみくじアプリを作りました。

授業の進め方は、先生がスクリーンにパソコンの画面を映して説明し、生徒はそれを真似して自分のパソコンで同じように進めるというスタイルでした。一からソースコードを書くのではなく、開発ツールの機能を使ってアプリを作っていきました。
聞きなれない用語ばかりでしたが、ゆっくり進むのでついていけないということはありませんでした。開発ツールの使い方、ファイル名の付け方やファイルの保存場所、用語の意味、実際の業務での進め方まで先生が逐一説明してくださいました。わからないところがある場合やエラーが出た場合は、その場ですぐに質問できました。先生はもちろんアシスタントさんに聞いてもすぐに答えてもらえました。

授業の様子は録画されており、後日、WEBサイトの会員ページから授業内容の動画を見ることができました。一週間も期間があくと前回習ったことを忘れてしまうので、これはとても助かりました。この動画は受講期間が終わってからも閲覧できました。

よかったところ

先生と同じペースで同じことをするので、途中でわからなくなって先に進めないということはありませんでした。先生の教え方も丁寧で分かりやすく、専門用語などもかなり噛み砕いて説明してくださいました。
初心者で独学だと制作そのものよりも用語や環境設定などを調べるのに時間を取られてしまいます。調べているうちにまたわからない用語が出てきてまたそれを調べて・・・の繰り返しになることがよくあるのですが、逐一用語の説明があり、なぜこの設定にするのかということまで解説してくださったので、スムーズに進みました。

また、私が通っていた時期だけかもしれませんが少人数だったところもよかったです。先生やアシスタントさんとの距離も近く遠慮なく質問できました。授業の雰囲気も和やかでした。

残念だったところ

初心者向けのコースだったので仕方ないのですが、ソースコードを書くことが少なかったです。アプリに必要なテキストやボタンなどは開発ツール内にすでに用意されており、クリックするだけでソースコードが自動で追加され、簡単に実装できるようになっていました。自動で追加されたソースコードを編集したりコピーしたりしてアプリを完成させました。Javaの文法についても、おみくじアプリに必要な箇所しか触れられなかったので、がっつりソースコードを書いてプログラミングを習得したいという人には物足りなく感じると思います。また、全員同じことをするので作りたいアプリがすでにある人には向いていないかもしれません。

また、中級以上のコースが少ないので、もっと深く勉強したいと思ったときにその先がありません。マンツーマンのコースもありましたが、料金は高めです。他のプログラミング言語の経験があり、とっかかりさえ掴めればあとは独学でなんとかなるという人なら構いませんが、まったくの初心者から文法を理解して自力でコードをかけるようになるまでを目指すとなると少し難しいかもしれません。

受講を終えて

たった4時間のコースで開発環境の準備から簡単なアプリ制作までできるので、入門編としては最適でした。実際にアプリをリリースするとなるとまだまだ勉強が必要ですが、最低限の基礎はできたと思います。独学ではもっと時間がかかっていたと思うので、スクールに通って正解でした。

Androidアプリ開発を学びたいなら他にもスクールがありますので、次のランキングでご自身の学習スタイルに合うところを探してみるといいかもしれません。

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